2016年 02月 19日
電卓 |
1/9(土)
北本の和伊部氏と新年会。
昔あった鳥羽井沼ヤジマ(今年、閉店して10年を迎える)の親父さん・おばさんに新年の御挨拶。
じっくりと近況を話し込む。
お二人とも元気そうでなにより。
和伊部氏と二人で日本料理の店へ。
2階の座敷でゆっくりと刺身等魚料理を。
2軒目は、いつもの「おすぎ」さんの店。
大杉漣も番組で来た店。
http://www.bs-j.co.jp/yogisha/root.html
カウンターで計算尺を手に入れたよと話していると、和伊部氏は判ったものの、店にいた和伊部氏の後輩青年は見たこともなく知らないとか。
発展して電卓の話に。
和伊部氏「仕事で使っている電卓は昔ながらの珍しいやつ」
おいら「ああ、+=(プラスイコール)のキーのあるやつ?」
(笑)
和伊部氏が使っているのは「加算器方式」といわれる電卓。
現在の一般の電卓(関数電卓でない)は、算式どおりに入力する。
1、+、1、=
というふうに。
しかし、例えば
a*(b+c)
のような括弧のある算式の場合、b+cを一旦メモリーにいれて計算する必要がある。
電卓のもうひとつの形にPRN電卓というのがある。
PRNとは、Reverse Polish Notationのことで、逆ポーランド記法と呼ばれる。
例
a+bは、ab+と表される。
日本語の「aにbを足す」の感覚に近い。
この記法なら、括弧がある算式でも括弧を使わずに記述できる。
例
a*(b+c)は、abc+*
となる。
つまり、先頭から順番に読み、その記号が演算子以外であれば内部メモリ(スタック)に値を積み、演算子であればそのメモリから値を取り出して演算し結果をメモリに積むという繰り返しとなる。
例
a*(b+c)/(d*e-f)は、abc+*de*f-/
と括弧を使わずに済む。
これを応用したのがRPN電卓。
有名なのがHPの製品。日本でもオムロンから遥か昔に発売されたことがある。
操作はこのページにでている。
http://www.dentaku-museum.com/calc/calc/51-hp/hp/hp.html
日本では作られていない(売れないからね)ので、輸入品を買うことになるが、よほどの物好きでないとね。結構高いし。
今はいい時代で、スマホのアプリがある。
RealCalc
これで雰囲気を味わうくらいで良いのでは。
Excel VBAで作ったものもWebで公開されているしね。
さて加算器方式電卓とは、加算と減算においてのみRPN方式を採用している事務用電卓ということになる。
こんなやつ。
Wikipedia---
加算器方式の電卓では[=]キーの代わりに[+=]、[-=]キーがあり、加算の場合は[+=]キーを加数の後に入力し、減算の場合は[-=]キーを減数の後に入力する。3-2+6を計算するとき、通常の電卓では3[-]2[+]6[=]と入力するが、加算器方式の電卓では3[+=]2[-=]6[+=]と入力する。乗算、除算の場合は通常の電卓と同じく[×]、[÷]キーを乗数または除数の前に入力し、[=]キーの代わりに[+=]キーを入力する。
---
加算減算を高速に行うことができ、プラスマイナスの符号の打ち間違いも正しいキーをかぶせて打ちさえすればいいだけなので、特化した事務には向いているのだろう。
しかも、キー配列やキーの大きさが、左手でも操作がし易いように作られている。
「左手で電卓打ちながら、右手で数値を書く」
往時の事務の方々の姿が目に浮かぶようだ。
腕にワイシャツの袖口の汚れを防ぐ黒いカバーをしてね。
和伊部氏も心配しているが、この種の電卓が減ってきている。
が、今ならまだまだ新品が買える。ぜひ買ってみて。(?)
→加算器方式電卓で検索
かっこよくていいね。
仕事中、和伊部氏のところに電卓を借りにくる人がいるそうだが、
和伊部氏「いいよ、使えるもんなら使ってみて」
しばらく叩いて
「やっぱいいです・・・」
二度と借りに来なくなるそうな。
仕事を中断されない効果もあるようです。
北本の和伊部氏と新年会。
昔あった鳥羽井沼ヤジマ(今年、閉店して10年を迎える)の親父さん・おばさんに新年の御挨拶。
じっくりと近況を話し込む。
お二人とも元気そうでなにより。
和伊部氏と二人で日本料理の店へ。
2階の座敷でゆっくりと刺身等魚料理を。
2軒目は、いつもの「おすぎ」さんの店。
大杉漣も番組で来た店。
http://www.bs-j.co.jp/yogisha/root.html
カウンターで計算尺を手に入れたよと話していると、和伊部氏は判ったものの、店にいた和伊部氏の後輩青年は見たこともなく知らないとか。
発展して電卓の話に。
和伊部氏「仕事で使っている電卓は昔ながらの珍しいやつ」
おいら「ああ、+=(プラスイコール)のキーのあるやつ?」
(笑)
和伊部氏が使っているのは「加算器方式」といわれる電卓。
現在の一般の電卓(関数電卓でない)は、算式どおりに入力する。
1、+、1、=
というふうに。
しかし、例えば
a*(b+c)
のような括弧のある算式の場合、b+cを一旦メモリーにいれて計算する必要がある。
電卓のもうひとつの形にPRN電卓というのがある。
PRNとは、Reverse Polish Notationのことで、逆ポーランド記法と呼ばれる。
例
a+bは、ab+と表される。
日本語の「aにbを足す」の感覚に近い。
この記法なら、括弧がある算式でも括弧を使わずに記述できる。
例
a*(b+c)は、abc+*
となる。
つまり、先頭から順番に読み、その記号が演算子以外であれば内部メモリ(スタック)に値を積み、演算子であればそのメモリから値を取り出して演算し結果をメモリに積むという繰り返しとなる。
例
a*(b+c)/(d*e-f)は、abc+*de*f-/
と括弧を使わずに済む。
これを応用したのがRPN電卓。
有名なのがHPの製品。日本でもオムロンから遥か昔に発売されたことがある。
操作はこのページにでている。
http://www.dentaku-museum.com/calc/calc/51-hp/hp/hp.html
日本では作られていない(売れないからね)ので、輸入品を買うことになるが、よほどの物好きでないとね。結構高いし。
今はいい時代で、スマホのアプリがある。
RealCalc
これで雰囲気を味わうくらいで良いのでは。
Excel VBAで作ったものもWebで公開されているしね。
さて加算器方式電卓とは、加算と減算においてのみRPN方式を採用している事務用電卓ということになる。
こんなやつ。
Wikipedia---
加算器方式の電卓では[=]キーの代わりに[+=]、[-=]キーがあり、加算の場合は[+=]キーを加数の後に入力し、減算の場合は[-=]キーを減数の後に入力する。3-2+6を計算するとき、通常の電卓では3[-]2[+]6[=]と入力するが、加算器方式の電卓では3[+=]2[-=]6[+=]と入力する。乗算、除算の場合は通常の電卓と同じく[×]、[÷]キーを乗数または除数の前に入力し、[=]キーの代わりに[+=]キーを入力する。
---
加算減算を高速に行うことができ、プラスマイナスの符号の打ち間違いも正しいキーをかぶせて打ちさえすればいいだけなので、特化した事務には向いているのだろう。
しかも、キー配列やキーの大きさが、左手でも操作がし易いように作られている。
「左手で電卓打ちながら、右手で数値を書く」
往時の事務の方々の姿が目に浮かぶようだ。
腕にワイシャツの袖口の汚れを防ぐ黒いカバーをしてね。
和伊部氏も心配しているが、この種の電卓が減ってきている。
が、今ならまだまだ新品が買える。ぜひ買ってみて。(?)
→加算器方式電卓で検索
かっこよくていいね。
仕事中、和伊部氏のところに電卓を借りにくる人がいるそうだが、
和伊部氏「いいよ、使えるもんなら使ってみて」
しばらく叩いて
「やっぱいいです・・・」
二度と借りに来なくなるそうな。
仕事を中断されない効果もあるようです。
by tokyotoday
| 2016-02-19 00:31
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